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沖縄へ旅行する人々に人気の施設が「道の駅いとまん」ですよね。2017年には道の駅ランキングで2位に選ばれたほどです!(TripAdviser2017年)
沖縄県産の野菜が集まるファーマーズマーケットいとまんや、その隣にはお魚センター、敷地内には海外の沖縄旅行者に「純朴豚肉」が人気の「焼肉ばんない」があります。
ファーマーズマーケットいとまんやお魚センターは、地元の人々も買い出しに訪れるスポットだけに、長期の沖縄旅行であれば毎日の自炊やお土産品の調達にも便利!度々訪れて損はありません。
せっかく長期で沖縄旅行をしているなら、ファーマーズマーケットいとまんで沖縄県産の野菜を買い込み、沖縄料理に挑戦するのも面白いのではないでしょうか。
今回は、沖縄の美味しい食材が集まる台所、道の駅いとまんをご紹介します。どうぞ沖縄旅行の際には立ち寄ってみてください。
【沖縄長期旅行】道の駅いとまんで食材ゲット☆
沖縄料理に挑戦!
道の駅いとまんのアクセス
※この看板が目印
道の駅いとまんは国道331号線沿い、那覇空港から糸満までのアクセス途中で立ち寄ることもできる、大変便利な場所にあります。
大きな駐車場(収容台数392台)があるので、混雑していても大抵は困ることはありません。ほとんど年中無休で新正月の三が日・旧盆の一日だけお休みです。(お休みの施設もあるので、お出かけ前にチェックをしてみてください。)
【 沖縄旅行に立ち寄りたい道の駅いとまん☆アクセス情報 】
(住所) 沖縄県糸満市西崎町4-20-4
(TEL) 098-987-1277
(営業日) 年中無休/新正月三が日・旧盆1日
道の駅いとまんは、ファーマーズマーケットいとまん(正式名称:JAファーマーズマーケット糸満「うまんちゅ市場」)、お魚センター、焼肉ばんない、お土産品店の物産センター遊・食・来(ゆくら)」、街歩き体験などを予約できる情報館から成っています。
ファーマーズマーケットいとまんの隣には園芸品店もあり、休憩所も完備されているので、広い敷地内でお魚や美味しい食べ物を買って、休憩所で休みながらいただいても楽しいかもしれません。
ファーマーズマーケットいとまん「うまんちゅ市場」
沖縄県産の野菜がこれでもか!と大型倉庫のような広場に集まる市場が、JAファーマーズマーケット糸満「うまんちゅ市場」です。
島野菜としても有名なゴーヤーやフーチバー、島ラッキョウやハンダマー、島にんじんなどなど、ひと通りの沖縄食材が並ぶ他、地元の人々の台所でもあるように、一般的なお野菜や豆腐や牛乳など、食材はひと通り揃います。
地元の人々向けにマンゴーなども販売されているので、多少傷んでいるものもありますが、ここで安くマンゴーを購入して、家族や親族に送るのもおすすめです。
店内には沖縄県産の豚肉を販売しているお肉屋さんも!手作りソーセージは糸満人(いとまんちゅ)にも人気があります♪
【 沖縄旅行に立ち寄りたい☆うまんちゅ市場 】
☆ 長期の沖縄旅行で料理に挑戦するのであれば、手作り島豆腐にゴーヤー、もやしに豚肉と玉子を購入して、ゴーヤーチャンプルーに挑戦するのも良いかもしれません。
● 年中無休(正月三が日・旧盆1日)9:00~19:00
→ 白だしなどで味付けをすれば、そんなに間違えることはないので簡単です。ゴーヤーは綿を取って細く切った後、しばらく水に浸けることで苦味が薄くなります。
※ 最初に豆腐を両面焼いてお皿に取り分け、次に玉子を炒めて取り分けておいてください。その後、お肉・ゴーヤ・もやしと炒めてから合わせ、白だしで味付けをすることで、どれもふわっと美味しく炒めることができます。
酸っぱいですが健康に良い100%シークワーサージュースや黒糖、さとうきびなんかもそのまま販売しているので、沖縄旅行にせっかく来たのなら試す価値アリ!
島ラッキョウは沖縄のお父さんのお酒のつまみです。生で醤油とかつお節でいただいても充分に美味しいですし、浅漬けや島ラッキョウの天ぷらなども人気があります。
海鮮丼も堪能できる「お魚センター」
ファーマーズマーケットいとまんが地元民に愛される一方で、沖縄の旅行客に人気の施設が「お魚センター」です。
何と、2017年の道の駅ランキング(TripAdviser調査)では2位の実力を誇るのが、このお魚センターで、漁師町糸満ならでは海鮮類が並びます。
年末年始や旧正月、お盆前後は地元の人々と観光客でごった返すので、午前中などの少なめの時間を狙うと良いかもしれません。
【 沖縄旅行に立ち寄りたい☆お魚センター 】
(1) 海鮮丼や海鮮焼き(ウニやたこ、エビなど!)をその場で堪能
→ 沖縄の旅行者に人気なのが、ウニ焼き・伊勢海老焼きなどなど♪タコやイカ焼きなど豊富な種類が堪能できる他、その場で海鮮丼にしていただくこともできます。
(2) ソウルフード・あら汁
→ 糸満人(いとまんちゅ)のソウルフード、魚のあら汁がテイクアウトで購入できるお店が「しるびけーん」です。ミーバイやタマン汁の他、あさひガニや金目鯛のあら汁もあります。
(3) 糸満名物・ばくだんおにぎり
→ 「西南門小(にしへいじょうぐぁー)」は漁師町糸満のカマボコ屋さんで創業90年以上!もともとはまかない食として生まれたのが「ばくだんおにぎり」です。漁の途中で片手で食べるようにまん丸のおにぎりになりました。
※ この他にも沖縄ではおなじみの揚げカマボコなども販売しています。
お魚センターの前には屋根の下に座って食べることもできる休憩所があるので、ここでお魚センターで購入した軽食を食べても楽しいです。
沖縄料理に挑戦!
ファーマーズマーケットいとまんで買い物を楽しんでいると、見たこともない島野菜が並んでいますよね。
前述したように島ラッキョウはそのまま醤油とかつお節でいただけますし、ゴーヤーチャンプルーも有名です。でもパパイヤやモウイなどなど…、「興味はあるけれど、どうやって食べるのか…」購入するのには戸惑う野菜もあるかもしれません。
そこで、ここではとっても簡単なパパイヤシリシリと、昔から伝わる沖縄のシリシリ用の調理道具をご紹介します。
【 長期の沖縄旅行で挑戦したい☆パパイヤシリシリ 】
☆ 沖縄では昔からシリシリ器があるので、便利です。全国的には「にんじんシリシリ」が有名ですが、パパイヤシリシリもあります。
● 味付けは白だしや顆粒のおだし、お砂糖・みりん・醤油・料理酒を適量♪沖縄のシリシリは溶き卵で和えるレシピが多いです。
(1) パパイヤの皮を剥いてシリシリ器でひたすらシリシリしたら、水にしばらく浸けた後にざるに上げます。
(2) 火は中火、ごま油をひいたら(1)のパパイヤシリシリを入れて炒めてください。
(3) 味付けを入れて味をなじませたら、溶いた卵をフライパンに回し入れて、あまりパサパサにならない程度で火を止めれば完成です!
※ 最後にイリゴマなどを振ると、見た目にも雰囲気がでますよ♪
沖縄に旅行に来た方々だと、ゴーヤやパパイヤ、もずくなども人気がありますが、ポイントは切った後(もずくは出した後)、しばらく水に浸けることです。特にゴーヤーの苦みなど、お野菜の癖が気になる方は長く浸けてから調理してみてください。
また「フーチバー」は他県で言う「よもぎ」ですが、種類が違います。おすすめの利用方法は沖縄そばに乗っけていただくこと!沖縄そば屋さんで「フーチバーある?」と聞いてみると、出してくれるお店も多いです♪
いかがでしたでしょうか、今回は沖縄旅行者にも人気、糸満人にも台所となっている「道の駅いとまん」のファーマーズマーケットいとまん、お魚センターについてお伝えしました。
冒頭でお伝えした純朴豚肉に定評のある「焼肉ばんない」は、平日は団体様しか受け付けていません。20名以上の団体と、なかなか個人旅行では立ち寄ることができない食べ放題メニューがメインのお店です。
ただ、土日であれば1名でもいただくことができるので、「純朴豚肉を食べてみたい!」と言う方は、土日に挑戦してみてはいかがでしょうか。
本文中でお伝えしたカマボコ屋さん西南門小(にしへーじょーぐぁー)では、沖縄の昔ながらの旧暦行事やお墓参りで重箱に詰める、紅白・カステラかまぼこなども販売しています。
まとめ
道の駅いとまんの楽しみ方
・国道331号線沿いふるさと公園の隣り
●ファーマーズマーケットいとまん
・島野菜が豊富
・季節にはマンゴーが人気
・島ラッキョウやゴーヤーで島料理!
・店内に県産豚肉を販売している肉屋さんも
・肉屋さんは手作りソーセージが人気
●お魚センター
・海鮮丼やウニ焼きなどをその場で楽しむ
・魚のあら汁のお店がある
・創業90年以上のカマボコ屋さん
・ばくだんおにぎりは漁師のまかない飯